多摩市「(仮称)地域委員会構想」諏訪中学区モデルエリアの取り組み


諏訪2丁目の公団分譲住宅を建替たブリリア多摩ニュータウン

「(仮称)地域委員会構想」諏訪中学区モデルエリアにて、多摩市、馬引沢・諏訪地域推進委員会、弊社の3者協力しながら、地域活性化や地域でゆるやかにつながりを支え合う新たな仕組みづくりに向けた取組みを行っています。

お知らせ

2021年5月6日 3月に実施した馬引沢・諏訪地区のフィールドワーク・ワークショップについて、月刊『ガバナンス』で紹介頂きました。
2021年4月30日 諏訪中学区アンケート結果を公開しました。
2021年3月28日に馬引沢・諏訪地区の若者・現役世代を対象としたフィールドワーク・ワークショップを開催しました

取り組み例

若者・現役世代向けフィールドワーク&ワークショップ

 

馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会にご協力頂き、2021年3月28日馬引沢・諏訪地区にお住まいの若者・現役世代を対象とするフィールドワーク&ワークショップを開催しました。若い世代が多い地区にも関わらず、若い世代の地域参画が進まない地域課題への対応として企画したものです。

団地商店街の空き空間活用

 

諏訪団地名店街と永山団地名店街の両商店会、UR都市機構、多摩市にご協力頂き、2020年11月7日に近隣センター(団地商店街)周辺の空き空間を活用した市民アート展示イベントを開催しました。新型コロナウイルスの影響で開催中止が相次ぐ文化祭の代替となる発表の場として、半オープンエアの商店街の空き空間を活用しています。子ども達のアート展示により、家族連れや子供の商店街利用を促すことができました。

デジタル活用による若者への地域の魅力発信

2020年11月7日スマートフォンアプリの位置情報ゲーム「まちクエスト」を活用し、永山駅発の謎解きラリーを開催しました。参加者自身がアプリのレーダーを頼りにパブリックアートや有名建築物などを巡りながら謎解きをするイベントで、若者に地域の魅力を再発見して貰うことを狙っています。今後も地域の商店の情報のデジタル媒体掲載などによる若者への地域の魅力発信を進めて参ります。

活動状況

2021(令和3)年度

・2021年04月17日  馬引沢・諏訪地区地域福祉推進委員会に参加しました
・2021年04月15日  第9回多摩市自治推進委員会に弊社代表高野がオブザーバーとして出席しました
・2021年04月09日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会 世話人会に参加しました

2020(令和2)年度

・2021年03月28日  馬引沢・諏訪地区の若者・現役世代を対象としたフィールドワーク・ワークショップを開催しました
・2021年03月17日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会 世話人会に参加しました
・2021年02月18日  第8回多摩市自治推進委員会に弊社代表高野がオブザーバーとして出席しました
・2021年02月17日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会 世話人会に参加しました
・2021年01月04日  Google掲載支援モデル店舗での写真撮影360°画像の撮影を行いました
・2020年12月19日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会に参加しました
・2020年12月14日  第7回多摩市自治推進委員会に弊社代表高野がオブザーバーとして出席しました
・2020年11月07日  スマートフォンアプリ「まちクエスト」を活用した謎解きラリーイベントを開催しました
・2020年11月07日  諏訪名店街・永山団地名店街の空き空間を活用した市民アート展示イベントを開催しました
・2020年11月04日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会 世話人会に参加しました
・2020年10月22日  第6回多摩市自治推進委員会に弊社代表高野がオブザーバーとして出席しました
・2020年10月17日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会に参加しました
・2020年10月02日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会 世話人会に参加しました
・2020年09月04日  馬引沢・諏訪地域福祉推進委員会 世話人会に参加しました
・2020年08月20日  第5回多摩市自治推進委員会に弊社代表高野がオブザーバーとして出席しました
・2020年08月06日  諏訪中学区モデルエリアの中間支援組織に弊社が選出されました
・2020年07月12日  馬引沢・諏訪地区で多摩市若者会議フィールドワークを開催しました
・2020年07月02日  第4回多摩市自治推進委員会に弊社代表高野がオブザーバーとして出席しました

2019(令和元)年度

・2020年03月20日  第3回多摩市自治推進委員会に多摩市若者会議実行委員高野がオブザーバーとして出席しました

諏訪中学区の特徴・課題

馬引沢地区

【特徴】
多摩ニュータウン土地区画整理事業(東京都)により開発された地区です。区画整理事業では区画整理後に元々の土地所有者による建築が行われる為、民間による弾力的な土地活用が進められてきました。馬引沢地区西側を南北に貫く馬引沢通りには約80の店舗や事業所が立地し、自然発生的な商店街を形成しています。また、単身者やカップル向けの賃貸住宅が多く、多摩市内でも特に高齢化率の低い地区となっています。

【課題】
この地区は元々自治会などの地域活動が活発な地域ですが、若い世代が多いにも関わらず若い世代の地域活動への参加があまり見られない状況であったり、馬引沢通りの店舗にも若い世代の来店が少ないと言われており、若い世代と地域参画が課題となっております。

諏訪地区

建替事業の進む諏訪4丁目の都営住宅

【特徴】
小田急・京王永山駅の東側に南北に位置し、多摩ニュータウン新住市街地開発事業(日本住宅公団)で開発された地域です。多摩ニュータウンで最初に街びらきされた地区(2・4・5丁目)も含まれ、初期入居から約50年が経過しています。諏訪2丁目の日本住宅公団(現UR都市機構)の分譲住宅は多摩ニュータウンで初となる建替事業にて2013年にブリリア多摩ニュータウンに生まれ変わっています。諏訪4・5丁目の都営住宅も東京都による建替事業が進められており、旧中諏訪小学校の校庭を種地とした移転新築住宅は完成間近です。

【課題】
特に都営住宅中心に立地する諏訪4・5丁目では住民の高齢化が市内でも顕著な地区となっています。建替事業によるハード更新でエレベーターの設置などバリアフリー化は進む建物がある一方、多くの公団住宅は建替の予定のない上、元々丘陵地を切り開いた地区で坂が多く、建物外のバリアーを完全に取り除くことは現実的ではありません。この地区が気に入り住み続けている住民も多く、住民相互の助け合い、新たなサポートの仕組みづくりなどソフト面での対応が求められています。